社会人や主婦の方など、通学する時間がなかなか取れない人に人気の「通信制大学」。
このサイトでも何度か通信制大学については取り上げていますが、今回はアメリカの通信制大学について書きます。
ぜひ参考にしてください。
アメリカはオンライン教育はものすごく進んでいる
*目次
インターネットの利便性を生かした「オンライン教育」。
日本でも浸透していますが、アメリカではさらに進んでいます。
アメリカでは、このオンライン教育がものすごく発達しており、通学制の授業と遜色ない教育が受けられます。
そのため、アメリカでは高校を卒業してからの通信制大学はもちろんのこと、一旦就職した後に何か学びたいと再度通信制大学に通う人の数もとても多いです。
オンラインで取得した科目=卒業単位
オンラインで授業を受ける際、気になるのが取得した単位は卒業単位として認められるのかということです。
アメリカでも、受講した授業が「大学レベル」である限り、卒業単位として認められます。
大学レベルと判断されるにはいくつかの条件があり、例えば「オンライン科目を開講している大学が認定されている」、「科目の科目番号が100番台以上であることなどがあります。
アメリカの認定システムは日本のものとは異なり、日本では文部科学省が大学の認可を行いますが、アメリカでは文部科学省のような機関はあるもののそこまでの権力はありません。
そのため、アメリカでは6つの地域に分け、その地域ごとに民間の認定協会が認定を行っています。
そのため、自分の通信制大学がちゃんと認定されているか確認する必要があり、大学の公式ホームページで確認します。
そして、科目番号についてですが、アメリカの大学には100番~400番台までの科目番号があります。
100番台は1年制レベル、400番台が4年制レベルになっており、アメリカ全土で共通したシステムです。
ちなみに、ごくたまに000番台の授業がありますが、これは高校生レベルの授業になるので取得しても卒業単位としては認められないので注意が必要です。
取得した単位は他大学へ移動可能
ある程度の成績を収めていれば、基本的に他の大学にも移動できます。
大学、学部や学科などによっても認定基準が異なる場合もあるので、大学によっては認められなかったというケースもあります。
オンライン授業はどのように行われる?
アメリカの通信制大学でも、リアルタイムでの授業やスクーリングがあります。
リアルタイムでの授業は、仕事などがある人のために平日の夕方に行われることが多く、パソコンの画面中央には黒板の代わりにパワーポイントやビデオが表示され、その横に先生やクラスメートの画像が映し出されるなどの工夫がされています。
オンライン授業であっても、同じクラスの学生の顔が見られるのはとてもいいと思います。
また、大学によっては、チャット機能を搭載しており授業に関することから関係ないことまでクラスメート同士の幅広いコミュニケーションツールとして使われています。
また、オンライン授業であってもクラスメートとグループになって取り組む「プロジェクト」などの課題もあり、通常の大学と同じように学べます。
オンラインなら日本にいながらアメリカの大学の単位を取得できる
オンライン授業の最大の利点を生かしたのが、この「日本にいても米大学の単位を取得できる」ということです。
日本とアメリカの時差の問題はありますが、オンライン授業ならアメリカにいなくても授業を受けられるので、「海外の大学で勉強したい」という人にオススメです。
まとめ
今回は、アメリカのオンライン授業(通信制大学)についてでした。
やはり教育が進んでいるということもあり、幅広い選択肢があります。
日本でもアメリカでも場所を問わず通信制大学で学ぶ際は、いかに積極的に学ぶかが重要になります。
アメリカの通信制大学では、教授に気軽に連絡できるようなシステムになっているところが多いですが、それでも直接対面するわけではありません。
そのため、何かわからないことがあっても放置してしまうこともあるので、通信制大学では授業の遅れを感じやすくなる可能性があります。
特に日本の通信制大学で学ぶ学生は、授業に遅れを取らないように日頃から予習・復習をしっかり行います。
もし、自分自身で対応し切れなくなったら大学生向け家庭教師にお願いしてサポートしてもらいましょう。
当ゼミナールでは、通信制大学の学生を対象に家庭教師を実施しているので、気になる人は一度無料学習相談までご連絡ください。