推薦入試、一般入試など大学受験には様々な種類があります。皆さんは、今の大学にどのような受験方法で入学しましたか?
今回は、そんな大学入試の仕組みについて、受験の種類や方法を解説します。受験の種類の特徴を知ることで、今自分が大学でやるべきことが見えてくるかもしれません。
大学入試の種類
大学入試には、大きく3つの種類があります。
・一般入試
・推薦入試
・AO入試
一般入試
おそらく多くの人がイメージするであろう大学受験で、主に学力を競い合います。
基本的に、英国数などの主要科目の筆記試験で、大学によっては英語のみや2科目のみの受験方法があります。
また、このあと紹介する推薦入試などと比べて倍率が高く難易度が高くなる傾向にあります。
推薦入試
推薦入試は、学力1発勝負というよりは「人柄重視」の受験方式で、大きく「指定校推薦」と「公募推薦」の2つに分けれます。
推薦入試では、高校の評定、面接、小論文などによって選抜されます。
指定校推薦は、選ばれるとほぼ確実に合格するのに対して、公募推薦では比較的倍率が高く合格するのは簡単ではありません。
ただ、一般入試と比べると合格のチャンスが広がることが多いでしょう。
AO入試
AO入試は、Admissions Office(アドミッションズ・オフィス)の略で、面接や小論文、志望動機や学部や学科の適性などを考慮して選抜する受験方法のことです。
受験生がその大学が求める学生像にどれだけ合っているかがキーになり、大学受験資格を有する人であれば誰でも受験可能です。
では、次に大学受験の大きな流れについてです。
一般入試、推薦入試、AO入試でそれぞれ具体的な流れが異なります。
・一般入試
9月下旬~10月上旬:センター試験出願
12月旬~1月中旬:私立大学前期日程 出願
1月中旬:センター試験受験
1月下旬~2月上旬:私立大学後期日程 出願
2月上旬~2月中旬:私立大学前期 受験・合格発表
2月中旬:国公立大学前期試験
2月末~3月上旬:私立大学後期 受験
3月上旬:国公立大学前期 合格発表
3月上旬:公立大学の前期、国公立大学後期 受験
3月下旬:私立大学の後期、公立大学の中期、国公立大学後期の合格発表
・推薦入試
10月~11月:出願・推薦入試受験・合格発表
・AO入試
8月~冬頃:AO入試受験・合格発表
基本的な流れはこんな感じです。推薦入試とAO入試では早い時期に受験が終わるのがわかると思います。
ここに注意!
どの受験制度でも合格すれば合格です。
就活の際に、いちいちどの入試制度で入学したかなどは聞かれることはないので正直そこまで問題ではありません。
ただ、現状として、推薦入試とAO入試では、一般入試と比べて学力の優先度が低いため学生の学力不足が懸念されています。
そのため、入学時ですでに一般入試組と推薦・AO入試組には学力の差があり、その後の勉強にも影響することがあります。
これは学生の個人の問題というよりは、大学受験の制度による影響なので学生が確保できる勉強時間の短さはある意味仕方ないことなのです。
では、一般入試以外の学生はどうすることもできないのでしょうか。
今、大学生で一般入試以外の入試方法で入学したという学生は、しっかり授業についていけていますか?
わからないことをそのまま放置していませんか?
もし、今現在勉強に問題がなくても学年が上がるにつれて他の学生に遅れをとることも考えられるので、手遅れになる前に対処しておきます。
そんな時は、大学生向けの家庭教師と一緒に解決していきましょう。
当ゼミナールが実施する大学生向け家庭教師では、基礎の学力不足で授業についていけない、でも何とかして大学の授業についていきたいなど学力不足で悩む学生を主にサポートしています。
あと、文系だけど理系科目が必要など科目ごとのサポートも行っているので、気になる人はいつでも無料学習相談まで連絡ください。