先月の記事で、大学の授業での録音の違法性について紹介しました。
ここでは、教授の許可を取っているのを前提に録音アプリやツールを選ぶ際のポイントについて解説します。
ぜひ、参考にしてください。
ボイスレコーダー機能について
*目次
皆さんが持っているスマートフォンにもボイスレコーダー機能が搭載されていると思います。iPhoneなら「ボイスメモ」アプリを使って音声などを録音できます。
普段、どのくらいの人がスマートフォン搭載のボイスレコーダー機能を使っているでしょうか。おそらく、アプリ自体は知っているけれど使ったことないという人がほとんどだと思います。
ここではiPhoneのボイスメモを例にします。このアプリはあくまでも簡易的なボイスレコーダー機能なので音質は問わずとりあえず音声を録音したい人には十分です。容量も基本的にiPhoneの容量がいっぱいになるまで録音できます。
ただ、音質や録音時間の制限などにこだわりたい場合は、このボイスメモでは物足りないでしょう。
そこで、ボイスレコーダーアプリやツールが便利になります。
録音アプリ&ツールを選ぶ際のポイント
ここでは、ポイントを3つ紹介します。
その1:録音時間の上限
アプリなどによっては、録音できる最大録音時間が設定されていることがあります。
大学の講義はだいたい90分程度なので、普通のボイスレコーダーアプリでも問題ないと思いますが、長く録音できるならその方がいいです。
その場合は、最大録音時間が無制限のものを選びましょう。
その2:音質
iPhone標準のボイスメモでは、音質の設定はできません。
ただ、最近のボイスレコーダーアプリでは基本的に音質は選択できるようになっているので、必要な人はそれらを選びます。
iPhoneなどの音質を選べないものでも何を言っているかわからないほど音質が荒いなんてことはないので、自分の優先順位に合わせて選びます。
その3:ノイズキャンセリングなどの便利機能
これはどちらかと言えばオプションになりますが、ボイスレコーダーによっては雑音を消してくれたり、他の端末と共有できたりと便利機能が搭載されているものもあります。
このような便利機能がたくさんあればそれなりの値段がするかもしれませんが、これだけは譲れないものがあれば優先的に選びます。
あと、ボイスレコーダーによっては録音した内容の部分だけ再生できる機能(途中再生)があるものもあります。
途中再生機能がなければ、90分ある講義で確認したい部分は一部だとかなり不便です。
無料で使えるオススメボイスレコーダーアプリ
ここでは、無料で使える高性能なボイスレコーダーアプリをいくつか紹介します。
その1:iTalk Recorder
シンプルな使用感が特徴の「iTalk Recorder」。
自動ノイズキャンセリング機能が搭載されるなど、無料アプリにしては使い勝手がいいです。また、音質も標準、高、最高品質から選べメールやiTunesを使って共有もできます。
最大録音時間が無制限なのも嬉しいポイントです。
その2:iRecorder Pro プロ仕様のボイスレコーダー
メールやiTunes、Wi-Fiを使ってデータの転送ができるボイスレコーダーアプリ「iRecorder Pro」。
録音時間も無制限なので長い講義でも安心。操作方法も簡単で、録音・再生ボタンを押すだけで利用できます。
マイクやヘッドホンにも対応している高性能なボイスレコーダーアプリです。
iRecorder ProはApple Storeでインストール可能なので、iPhoneユーザーにオススメのアプリです。
まとめ
講義を録音して勉強するのは効果的な勉強方法の1つです。
それで授業にしっかりついていけるのならいいですが、もし授業へ遅れを感じているのならプロのサポートが必要かもしれません。
当ゼミナールでは、大学生を対象とした家庭教師を実施しているので、気になる人は一度無料学習相談までご連絡ください。