皆さんは「数学」と聞いて、どのようなことを思い浮かべますか。
理工学部や医学部など理系の科目?それとも、高校時代の苦い思い出…?
今回は、大学での数学の重要性について解説します。理系文系に関係なく、大学生全てが対象です。
若者の数学離れが問題に
数学はまさに理系という感じの科目ですが、実はどの科目でも最も重要な科目の一つと言われています。
よく文系の学生が「私は文系だから数学は必要ない」と言いますが、確かに大学受験の科目に数学自体はないかもしれませんし、その後法学部に入学して弁護士になるのならその後数学に関わる機会はないかもしれません。
しかし、数学を勉強することにはたくさんのメリットがあるのです。
数学ができるメリット
例えば、数学を勉強することで論理的な思考が身につきます。
そして、数学ができれば大学受験でも幅が広がります。
決まった手順通りに問題を解いていく数学では、今後社会で生きていく上でももし何か問題が起きた時などにどのような方法で、どのような道筋を立てて解決していくかという論理的な思考が身につきます。
何も、数学の因数分解などを使う必要はないですが、自分の目的を達成するための計画を立てるなど数学の知識はとても役に立ちます。
そして、基本的に文系学部の入試では数学を使わなくても受験できますが、数学を利用した方が楽なこともあります。
理系の数学と文系の数学、どちらの方が難しいと思いますか?
それはもちろん理系学部の数学の方が難易度は格段に上がり、数学の知識があればたとえ文系学部を目指す学生でも数学を利用した方が合格のチャンスが広がることも多いです。
就活時にも役立つことも
あと、就活する時にも数学は役に立つことがあります。
例えば、SPIなど数学(算数)の知識が問われるので、就活前に焦って数学をやり直すよりも最初からある程度の知識があった方が面接対策など他のことに時間を活用できます。
SPIを採用していない企業でも独自のテストに数学の知識が求められることもあるかもしれません。
数学科の学生が学ぶような難しい内容は必要ないので、基礎的なものを学習しておきます。
あとは、公務員を目指す学生も公務員試験には「数的処理」という問題が出題されるので、就活で良い結果を残すためにも数学は必須なのです。
営業職など社会人になってからも数学は必要
そして、文系学生の多くが企業の営業職から始めることが多く、営業に関わる数字など営業職と数学には結構密接な関係があるのです。
正直、これは営業職だけに関わらず1人の社会人として数学は切っても切り離せない関係だと言えます。
社会人になってから、「数学できないんです…」なんて言ったら、上司になんて言われるのでしょうか。
結論、文系理系問わず数学は必要
今回、数学が必要なシーンを大まかに述べましたが、生きていく上で数学が必要なシーンは数多くあります。
「受験で必要なかったから」という理由だけで数学を勉強しないのはあまりにももったいないです。
だからと言って、実際文系の学部に入学したので、普段あまり数学に関わる機会がないという学生も多いと思います。
そんな場合は、今からでも決して遅くないので数学を勉強し始める、就活のSPIに向けて簡単な算数から始めてみるなどするといいでしょう。
また、もし自分で数学の勉強法がわからないという人は、大学生向けの家庭教師と一緒に数学を勉強していきましょう。
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