留年をしてしまった人や留年の可能性がある人にとって、就活に不利になるのかというのは気になることですね。
世間一般的には、留年=就活に不利というイメージがありますが、果たしてその真実はどうなのでしょうか。
今回は、就活に与える影響と留年を防ぐ方法について書きます。
留年=就活に不利、は本当か?
*目次
履歴書を書くときに年数に多少のズレが出るため、面接官が気づくから?
それとも、余分な年数を過ごしているので単純にイメージが悪い?
おそらく、留年という言葉に対するネガティブなイメージからこのように言われるようになったのではと予想できますが、ほとんどのケースで面接官から留年の理由を聞かれることはないと考えていいでしょう。
ただし、基本的には聞かれないものの、100パーセントではありません。万が一、留年経験について聞かれた時のために、マイナスな印象にならないようにちゃんとした理由を考えておくことが重要です。
留年について質問された時の対処法
留年経験は学生によってさまざまだと思います。授業をサボっていて単位を落としてしまった学生、海外留学のために休学していた学生、体調不良によって留年せざるなかった学生など、多岐に渡るでしょう。
ただ、たとえどんな理由であっても留年していることは事実なので、面接時には相手に良い印象を抱いてもらえるような理由を用意しておくことです。
一般的には、留年について質問する企業は少ないですが、やはり留年した学生とストレートで卒業した学生を比較した場合、同じ能力なら後者のストレートの学生の方を選ぶ企業が多いかもしれません。
その1:嘘はいけないがバカ正直もダメ
留年する学生の多くは授業に行かず単位が取れなかったというパターンです。ただ、学生の本業は勉強なので、この事実をそのまま面接官に伝えてもプラスの印象にはなりませんよね。
全くの嘘をつくのは良くありませんが、物は言いようです。たとえ同じ理由だったとしてもどのように表現するかによって相手に与える印象は大きく変わってきます。
まず第一に、これを大前提として覚えておいてください。
その2:プラスの印象を与えられるように
「遊びに夢中になっていて留年した」と「クラブ活動に夢中になりすぎて留年した」、この2つならどちらの方がイメージは良いでしょうか?
後者の大学内の活動に夢中になっていた方が面接官には、まだ納得されやすいのではないでしょうか。
クラブやサークルなどの「課外活動」を理由にした方が、就活に与える影響は少なく済みます。
その3:留年してからの取り組み
留年してしまった事実は取り消せません。過去は変わりませんが、今後の活動によって意味のある出来事になります。
留年してしまったことは反省しているが、その経験がその後の人生に良い影響を与えるようになったと表現するとかなりポジティブな印象になりますよね。
どんな間違いでも、自分で修正して意味のあるものにできるという自己改善能力があることを面接官に伝えます。
例えば、サークルなどで留年してしまったのなら、勉強と課題活動をバランスよくこなせるように毎日記録して計画性を持つようになった、などです。
その4:自信を持って答える
留年について質問された時に、ついつい焦ってしまいどんなに良い理由を考えていても態度で相手に伝われば、疑われることがあるかもしれません。
最終面接でストレートで卒業した学生と残りひと枠を争うような場面では、ほんの少しの差が結果に大きく影響します。
しっかりとした口調や態度で自信を持って相手に伝えるようにしましょう。
留年しないために今できること
留年が決定してからでは手遅れなので、事前にできることをしっかりと行います。
留年間近の人や留年を懸念している人はいると思いますが、まずは自分が抱えている問題について知ることです。アルバイトやサークルなどに比重が高くなっている学生は、計画を立てて普段から勉強に取り組むこと。
朝起きられないなど生活習慣に問題がある学生は、健康的な毎日を送られるようにもう一度普段の生活習慣を見直すことです。
サポートを活用する|まとめ
大学生になると、高校生までとは大きく異なるライフスタイルになります。
最初は、その違いから戸惑う事も多いかもしれませんが、そんな時は大学生を専門としたサポート体制をうまく活用することで大学生活を有意義に過ごせるようになります。
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