病気や怪我、留学などの理由でやむを得ず休学することもあるかもしれません。
すでに休学をした学生や今後、休学を検討している学生などに、今回は履歴書での休学経験の書き方について紹介します。
ぜひ参考にしてください。
休学する際、気になるのが就活での扱い
休学する学生には、様々な理由があります。
病気などの体調不良、留学などの何か別の目標、単位を落としてしまい仕方なく休学するなど多種多様だと思います。
学生各自、目的があって休学を決意したのでその時間は今後の学生生活で有利になるでしょう。
でも、学生が気になるのが就活です。「就活時に、休学についてマイナスな印象を持たれたらどうしよう…」、「履歴書にどのように書けばいいのかわからない」など、いろいろ悩みはあるかと思います。
ここでは、特に就活の履歴書での休学経験の書き方についてシェアします。これで、就活も心配いりません。
履歴書での休学の書き方
休学については、履歴書の学歴欄でのみ触れておけば問題ありません。
学歴欄には、いつ高校を卒業していつ大学を卒業見込みなのか、また留学経験がある人ならどのくらいの期間留学していたのかなどを記載します。
ここは、自分の学歴をアピールできる部分なので、とても大切な箇所です。
休学の書き方は、基本的に大学入学と卒業の間に休学履歴を記入すればOKです。
例えば、
~年~月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
~年~月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 休学
休学の理由
~年~月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 復学
~年~月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
という感じです。
休学時に留学や何か専門学校などに行っていた人は、アピールするためにPR欄に詳しい理由などを記載するのもいいでしょう。
または、学歴欄にもっと簡単に
~年~月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
~年から~年まで〇〇の理由で休学
~年~月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業
としてもOKです。
休学する理由は学生によって様々なので、できるだけ就活に役に立つように詳しく休学した理由を記入するようにしましょう。
企業によっては、そのあなたの貴重な経験が大きなプラスになることもあります。
休学=マイナスではなく、どのような理由で、どのように過ごして何を得たのかによって、同じ「休学」でも意味が大きく異なります。
そもそも休学について明記する必要はあるのか
「休学の書き方はわかったけど、そもそも記入する必要はあるのか…?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、休学経験や理由は記入するべきです。
というのも、大学に入学してから卒業までの年数が4年以上なら、面接官の人は疑問に思うでしょう。
面接時になぜ5年大学にいたのか質問されることもあるでしょうし、たとえ質問されなくても「留年では?」と思われることもあるかもしれません。
そうなれば、せっかく留学など何か目的があって休学したのにマイナスな印象を与えて就活が進むことがあるので、最初から明記しておいた方がいいです。
授業についていけてない学生へ
休学は目的さえあれば、非常にプラスなことですが、もし大学の勉強についていけないなど今後留年や休学の可能性がある学生は、早めに対処しておきます。
何も理由がなければ、当然休学せず4年でストレートで卒業した方がいいです。
授業に遅れを感じている学生は、まずその内容の基礎から学び直すこと。そして、予習や復習をしっかりこなし、わからないところは友人や先輩に聞いて解決していくことが大切。
それでも、やることが多く自分で対応し切れなくなった時は、大学生向けの家庭教師にお願いするのも1つの方法です。
まとめ
当ゼミナールは、「文系なのに数学が必要」、「必須科目を落として留年の可能性がある」など、大学生によくある悩みや問題を一緒に解決していきます。
気になる人は、ぜひ当ゼミナールが実施する無料学習相談まで一度ご連絡ください。