大学に行くのならできるだけ名前の知れたところに行きたいと思う人は少なくないでしょう。関東なら「早慶上智」や「MARCH」、関西なら「関関同立」や「産近甲龍」などが有名ですね。
でも、辛い受験勉強はなるべくしたくないという受験生には、学力試験のない「 AO入試」がオススメです。
今回は、AO入試がオススメな大学を5つ紹介します。
※早慶上智(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学)、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)、関関同立(関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学)、産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)
勉強が苦手な人はAO入試を活用しよう
*目次
AO入試とは、「アドミッションズ・オフィス」の略で、生徒の学びや志望に対する関心や熱意などを総合的に判断して選抜する受験方式のこと。一般入試のように学力重視ではなく人物重視なので、極端に言うと勉強が得意ではない人でも十分合格のチャンスがあります。
学力が足りないからと理想の大学を諦めていたという人には、非常に魅力的な受験方式なのです
本気で行きたい大学・学部を選ぶ
受験する大学への志望理由や適性など基準に選定するAO入試は、生徒にとって本当に行きたい大学を受験できます。
AO入試は高校生のやる気や熱意を選定材料とするので、もし行きたい学部と別のものを受けても、大学には勉強に対する本当の熱意は伝わらないでしょう。
最近では、私立大学だけじゃなく国公立大学でもAO入試制度を設けているところが多いので、ぜひ選択肢に入れてみてはいかがですか。
関東なら早稲田大学、愛媛大学、日本経済大学
まず、誰もが知っているであろう超有名大学として早稲田大学。早稲田大学は、出願条件がやや多いですが、学力試験を免除で合格の可能性があるのでオススメの一つ。
国立大学である愛媛大学も、AO入試を採用しており、グローバル化の流れに沿って豊富な国際交流制度が特徴で、キャンパス内にいながら海外さながらの国際交流ができます。
そして、高い就職率が自慢の日本経済大学も外せません。世界的に有名なオックスフォード大学やケンブリッジ大学との交換留学提携があるので、世界に飛び出してグローバルな能力を身につけられますよ。
また、日本経済大学には多くのプロ野球選手やサッカー選手を輩出しているという実績もあります。
関西なら関西学院大学と関西大学
兵庫県にある関西学院大学のキャンパスは日本一美しいと言われており、映画で描くようなキャンパスライフは多くの高校生の憧れの的です。
関西学院大学のAO入試は受かりやすいと評判があり、学力偏差値が足りない人はAO入試を使ってみるのもいいかもしれません。
また、大阪の吹田市にキャンパスを構える関西大学は、関関同立の中では一倍受かりやすいと言われています。学部によっては倍率が高くなることもありますが、他の関関同立と比べると対策しやすい傾向にあります。
特に、総合情報学部と人間健康学部が入りやすいとされており、この二つの学部はメインキャンパスではなく、それぞれ総合情報学部は高槻キャンパス、人間健康学部は堺キャンパスになります。
今後、AO入試を導入予定の京都大学も注目
日本を代表する大学として東に東京大学、西には京都大学があります。
日本で最高峰の大学として知られる京都大学ですが、2年前の2016年に「京大特色入試」という入試制度を新たに始めました。
AO入試と全く同じというわけではありませんが、基礎学力と熱意などを総合的に判断する推薦入試です。
各学部、3名〜25名の募集人数となっています。
AO入試制度を活用して憧れの大学に行こう|まとめ
多くの大学がAO入試を採用しているので、学力に自信がない人はぜひ選択肢に入れてみるといいでしょう。AO入試だけに限らず、どの受験方式で入ったとしても重要なのは在学中の過ごし方です。
もし合格しても、大学の授業についていけず留年や中退になれば非常にもったいないので、普段から努力を怠らないようにしたいですね。
どんなに頑張っても授業についていくのが難しい時もあるかもしれません。そんな時は大学生向けの家庭教師を活用して対策をしていきましょう。
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