今回の記事では、現在、通信制大学に通っている学生、通信制大学への入学を検討している人などに向けて、通信制大学のメリットとデメリットを徹底的に解説していきます。
では、この記事が読者の皆さんの役に立てば嬉しいです。
通信制大学とは?
*目次
よく聞く言葉「通信制大学」ですが、みなさんはどのようなイメージを持っていますか?
働きながらでも勉強したい、という4年生大学などに通えない人のためにつくられた教育の一つで、高校を卒業して就職したけれど勉強したいという社会人の方に、とても人気です。
通信制大学で取得した学位は、大学に通って卒業した通学課程の学生と何ら変わりはなく、短大であれば短期大学士、大学なら学士を取得できます。
通信制大学では、4年生大学のような入学試験(受験)はあまりなく、原則として書類選考によって入学試験が行われます。
教科書とスクーリングを中心に学習していき、最近では、インターネットの発展により衛星放送やインターネットを使った授業スタイルを実践する大学が増えています。
いずれにしても、通信制大学では通学にかかる時間が大幅に短縮されるので、時間のない社会人に非常にありがたいシステムとなっているのです。
では、ここから通信制大学に通うメリットについてご紹介します。
通信制大学に通うメリットその1:時間の有効活用
やはり、通信制大学の一番のメリットは、この時間の有効活用でしょう。
普段は仕事で忙しいので、時間の取れる夕方などに勉強をする、しかもインターネットを使うので場所や時間を問わないのは、社会人や時間の取れない人にとってこれ以上ない最高の条件。
高校を卒業してから、時間が取れないので大学は諦めていた、という人でも、通学課程と同様に学士号が取れるチャンスなので、昔から通信制大学は非常に支持されています。
また、大学だけじゃなく大学院で通信制を採用しているところも増えており、ますます選択肢が広がります。
通信制大学に通うメリットその2:モチベーションの高い人が多い
4年生の大学にも、その専攻に興味がありより深く学びたいため入学しますが、学生の中には周囲が大学に行くから、なんとなく入学したという学生も少なくありません。
それに対して、通信制大学では、時間がない中でもどうしても勉強したいというやる気に満ち溢れた学生が多く集まっているので、いつまでも高いモチベーションを維持することができます。
将来の目標などもはっきりしたビジョンを持っている学生が多く、教育関係者からの評価も高いです。
通信制大学に通うメリットその3:費用が安い
4年生の大学では、私立大学になると年間の授業料はとてつもなく高いです。
誰でも簡単に通えるほど安い費用じゃないので、奨学金やアルバイトをして貯めているという学生はいるでしょう。
それに比べて、一般的に通信制大学では、授業料が安いのが大きな特徴で、時間と費用を抑えたい人に優しいシステムなのです。
そんな通信制大学ですが、何もメリットだけではありません。
通信制大学に通うデメリットその1:モチベーションの維持が難しい
通学するのとは違って、通信制大学では基本的に他の学生との交流はありません。
一人で勉強して、テストやレポートをこなしていく、というのが通信制大学なので、他の学生と一緒に勉強していくというスタイルではありません。
そのため、どんなにやる気があっても、勉強していく上で、モチベーションの維持が難しくなることもあります。
通信制大学に通うデメリットその2:憧れる大学生活とは違う
これは、「その1」と少し関係しますが、通信制大学ではインターネットなど一人黙々と授業をこなしていきます。
大学のオシャレなキャンパスで友人とおしゃべりをしたり、サークルに入ったり、など私たちが思い描くキャンパスライフは基本的にないので、デメリットになるかもしれません。
マイナス点を解消するには大学生向け家庭教師
通信制大学には、良い点もあれば悪い点もあります。
それは何でも言えることで、要は、その良い点を維持しながら、悪い点をどのように解消していくかが成功への近道になるのです。
大学の友人などが作りにくい通信制大学では、授業のわからないことなどを気軽に聞ける環境ではないかもしれません、そんな時に様々なサポートが役に立ちます。
大学生向け家庭教師で、通信制大学ならではの悩みを相談して、一緒に乗り越えていきませんか。
当ゼミナールでは、無料学習相談を設けているので、一度ご相談ください。
では、通信制大学で目標に向かって一緒に頑張りましょう。