学生が混乱しやすい「必須科目」と「選択科目」の違い

投稿日:2018年9月21日 更新日:

英語など大学1年次などにある必須科目。皆さんは、この必須科目と選択科目の違いをちゃんと把握していますか?

今回は、この2つの違いとそれぞれの特徴について紹介します。ぜひ参考にしてください。

大学でよく耳にする「履修」という言葉

まず、大学でよくある履修期間のように「履修」について知っておきましょう。

履修とは、簡単に言うと「大学で決められた科目を修めること」。

大学は受け身ではなく自主的な学習姿勢が求められ、授業に出席しなくても誰も文句は言いません。でも、最終的に単位を落とすのは自分自身です。

具体的な履修方法は、学年初めのガイダンスや学習の手引きなどに詳しく記載されていると思います。

高校まではあまり聞くことのなかった「履修」という言葉、大学でよく耳にするけどイマイチその意味がわからなかったという人もいるかもしれません。

ここからは、必須科目と選択科目の違いについてです。

必須科目と選択科目の違い

大学で履修できる科目は何も学生が自由に選択できるわけではありません。大学の科目には「必須科目」と「選択科目」の2つがあります。

必須科目は、名前の通り必ず履修しなければいけない科目のことで、選択科目は、いくつかある科目から自分で選択して履修する科目のことです。

例えば、1年次にある英語のクラス。これは必須科目に該当し、学生は単位を取得しないと進級又は卒業できません。

ここで覚えておきたいのが、必須科目を落とす=留年、ではないということです。

4年次に必須科目を落とすと当然留年になりますが、1年次なら2年次に再度履修し直すという形になるかと思います。

詳しいことは大学に問い合わせてください。

選択科目は、自分の学部や学科によってどのような科目があるかは異なりますが、大学の規定に沿って単位を取得しなければならない科目で、卒業するためには定められた以上の単位数が必要です。

この履修科目の組み合わせにより、学生によっては〇曜日に授業がないという人もおり、皆さんの周りにも平日に休みのある友人はいるのではないでしょうか。

あと、3年生や4年生の学生ならすでに卒業に必要な単位を取得しているので、週に1~2回しか大学に来ない学生もいます。

もし、平日に休みが欲しい人は計画的に必須科目と選択科目を組み合わせてみてください。

注意したいのは単位数の計算

大学では基本的に自分で単位計算を行います。

もし、単位が足りなければ進級・卒業ができないだけなので、そうならないためにもしっかり計算します。

大学を卒業するために法令で124単位以上必要とされており、短期大学では62単位以上と定められています。

一般的に、3~4年次には就活が始まるので、それまでにできるだけ多くの単位を取得しておく学生が多いです。

必須科目を落とさないためのポイント

英語や理系なら数学など、必須科目を乗り切るにはやはり真面目に出席する、そして課題をしっかり出すという基本的なことが求められます。

あとは、その後も同じクラスになる可能性があるので必須科目のクラスメートとは仲良くしておいた方がいいです。

何かわからないことがあればお互い助け合えますし、クラスに仲の良い友人がいると楽しいです。

頻繁にある必須科目なので担当の先生と仲良くするのもいい方法です。大学では高校に比べて学生と先生の距離は遠いですが、何かわからないことがあれば質問するなどして顔を覚えてもらいましょう。

選択科目を落とさないためのポイント

これもちゃんと出席してレポートなど課題を提出するという基本的なことに加え、あとは普段から予習・復習を行います。

選択科目は自分の専攻科目に関係する内容が多いので、ある程度興味のある内容だと思います。

また、必須科目とは違ってもし自分には合わないと思ったら次学期に同じ分野の別の科目に変更することも可能なので、無理に自分が苦手とする科目を取らなくても単位が取りやすそうなものを選択するのも1つの方法です。

まとめ

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